タムラのトランスや主要部品を御支給いただきEL⁻34pp全段差動メインアンプ
モノラル仕様を製作しました。
流石にタムラのトランスです。大変良いアンプに仕上がりました。



お客様のご感想をいただきました。
この度沢井様に製作していただいた全段差動アンプはとても素晴らしい作品に
仕上げてくださり、とても気に入っております。
音の感想を言葉で書くのは苦手なのですが、とにかく聴いていて気持ち良く
いつまでも聴いていたくなる音という感じです。
音のヌケは300Bシングルの方が良いかな?とも思うのですが、全段差動アンプ
はシングルアンプのようなスッキリした音でありつつ音の立体感等がとても良く、特にベースとドラムが生演奏を聴いてるかのような音なのです。個人的には弾むベースと生々しいスネアの音が気に入っています。
(因みに負帰還量は3dbに設定し動かさず、真空管はEL34とKT88どちらにも良
さがあり、両方の球を入れ替えながら楽しんでおります。)
私もぺるけさんの著書「情熱の真空管アンプ」を読んでから全段作動アンプに興
味を持っておりました。
しかし「格好良く」「完璧に」自分で作るのはハードルが高いと思い、長年製作
を諦めておりました。
そんな中、たまたまYouTubeで知った沢井様に製作をお願いしてみようと思い
ました。
何回もメールで相談し、少しずつ仕様を固めていきました。基本的なことも全て
丁寧に回答して頂きました。(何度もメールしてすみませんでした。)
因みに一から製作する場合は沢井様の中ではある程度の基本仕様があるようで、
トランスやシャーシは比較的安価ながら良質な製品を紹介して下さりました。
しかし私としては折角作るのならある程度部品に拘ったり、格好いい部品を
奢ったりしたいと思いました。
トランスはたまたまヤフオクに出品されていたタムラの製品を「これ落札したら
使えますか?」とか相談しながら決めました。
シャーシーはタカチの鈴蘭堂タイプが入手が出来なくなりどうしようかと思って
いたのですが、特注のケースを作ってくれる業者をネットで見つけお願いしました。
(見積もりも沢井様に取っていただいたのですが、割と高価だったので沢井様は
最初あまり乗り気では無かった?ようですが、私が是非にとお願いしました。)
尚、穴開けは沢井様にお願いしましたが、非常に正確で美しかったです。
その他、自分的に拘りたいパーツは都度相談しながら決めていきました。
全部の部品が決まり自分で集めたパーツは沢井様に送ったのですが、その後は
もう丸投げでしたが完璧に仕上げていただきました。
今回は私の希望もありFacebookに製作過程を経過毎に載せて頂きましたが、少しずつ完成していくのを見ているのが楽しかったです。
尚、当初言われた納期もかなり短めでしたが、実際はそれよりもさらに短期間で
完成させていただきました。
そのようにして納品された製品ですが、とにかく想像以上に美しく格好良かったです。
ひとえに私の選んだ部品のセンスの良さもあると思う(失礼)のですが、沢井様の部品レイアウト~ケース加工~配線全てが素晴らしかったです。
因みにサブシャーシを使った凝ったレイアウトなのですが、それと併せて地味に感心したのは重たいタムラトランスの為にシャーシー内部に支柱(つっかえ棒?)を立ててケースの強度を上げて頂いたことです。細かな工夫ですが、これが有るのと無いのでは全然安心感が違うと思います。また、天板と底板の間に支柱を入れるのはかなりの精度が要求されると思うのですが、寸分違わぬ制度で仕上げて頂きました。
裏蓋を開けはらわたも拝見させていただきましたがはんだ付けが非常に美しく芸術的だとも思いました。
ここまで書いてきた通り、基本仕様はあるものの、トランスやその他内部のパーツも含め一部私の好みのものにしたりでレイアウトやら配線はオーダーメイドとも言える作品ですが、それを考えるとかなり良心的な製作費用だったと思います。
(この辺り実際に業者でアンプを作るとどのくらいの値段になるかを踏まて考えれば、私としては相当に良心的な価格だったと思います。しかもほぼオーダーの一点物と考えると信じられない破格の値段だと思います。(考え方は人それぞれだと思いますが…))
そのような訳で、良心的な価格でルックスも音も不満無く、沢井様に製作をお願いして本当に良かったと思っております。
最後に一点だけ個人的に感じたこととして、DCバランス調整がちょっとしづらいかなと思いました。
ルックスの点及び一度決めた位置がずれないようにという意味からDCバランス調整用ボリュームをシャーシ内部に落とし込まれているのですが、シャーシ上面の穴からドライバーで調整する際、慣れないとボリュームとの距離があるため嵌まりにくく最初は難儀しました。調整に適したドライバーを使って慣れればそれほどでもないのですが…
因みに昔、秋葉原のパーツ屋でこの問題を解決した部品(ハムバランス調整用のボリュームをシャーシ取り付けるプラスチック製?のアタッチメント)が売っていましたが恐らくもう今は無いでしょうね。
個人的にはボリュームをケースに取り付けてしまってもルックス的にも問題ないし、多分ズレてしまうこともないんじゃないかなという気がします。
以上長々書いてしまいましたが、今回は製作をお願いして本当良かったと思っております。
製作の過程が自分で製作しないにしても、いろいろ考えて部品を集めたりし、途中経過も都度Facebookに載せていただいたりもしてまるで自分で作っているような感覚がして楽しかったです。
これから長いこと使うこと愛用するアンプになると思います。
この度は本当にありがとうございました。
以上
真空管差動アンプでご質問のある方はぜひどうぞ下記のメールアドレスまでお問い
合わせください。
また、故障して使えなくなった大事な真空管アンプの修理も行っています。
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どうぞよろしくお願い申しあげます。
JAZZ AUDIO LAB RE
代表 沢井栄八