NF型の全段差動RIAAイコライザーアンプを7月初旬に納品しました。
電源部とイコライザー部を別筐体としノイズフロワーを下げました。
また、電源は定電圧回路で初めは設計しましたが音に活力が弱く、FETによる
リップルフィルターにしました。




お客様のご感想
沢井さま、フォノイコが完成し、ここ何年か取り組んできた差動アンプによる平衡伝送が一区切りできました。良い機会なので、これまでの経緯を含めた印象をご報告いたします。
フォノイコライザーはオーディオ機器の中で一番増幅率が高く、アンプの中では音質に与える影響が大きいと思っています。
学生時代から後期高齢者寸前の今に至るまで、プリアンプは主力機はトランジスターの走りのTRIO KA-6000から、自作のアンペック型管球フォノイコ=>LUX CL35II=>Marantz7K(キット組み立て)(現有)、Counter point SA-9jrと変わってきましたが、並行して、DenonPRA1000とかYamaha、Unison reserchなども使ってきました。
この中でMarantz7を除き、SA-9JrやUnison ReserchなどのCR型がお気に入りで、Counter pointは何度か壊れたのをバージョンアップや修理しつつ永年使っています。ちなみに私はCDはプリを通さずプリもフォノイコのみ使用し、ボリュームは外付けで使用しています。
ぺるけさんの差動アンプは2000年頃から興味を持ち、メインアンプとして6BM8差動(基盤購入し自作)から始め、私はせいぜいシングルアンプを組むくらいの技量で、発振器、オシロ等の測定器を持ち合わせませんので、7591、6CA7、KT90と沢井様にお世話になってきました。平衡伝送にはCDプレーヤーに並行出力が有ったので、90年代からトランス受けで非平衡に変換しボリュームに接続し永く使用しており、アンバランスに比べわずかですが、音質的なメリットを感じておりました。
デジタルチャンデバが手軽に手に入る良い時代になりましので、実験的にマルチに取り組みましたが、入力電圧の変化によって音質変化が起こるようで、関西のスーパーマニアは、チャンデバ後にチャネルごとにボリュームを設置し、メインアンプ前で音量調整をするのが定番になっています。
私も 色々やってみましたが、チャンデバ前で音量を絞ると音痩せします。(みなさんBIT 落ちと呼んでおられますが)そのためYAMAHAのサラウンド用のMVS-1という6ch対応可能な機器のボリューム(6回路あります)でチャンデバ、メインアンプ間で、音量調整を行っていました。
意を決して昨年からマルチの平衡化に取り組み、沢井さんに平衡伝送用の切り替え装置、平衡4回路用のボリュームを作成いただき、平衡伝送によるCDの音質の大幅な音質改善が実現したので、最後の課題のフォノイコに取り組むことになりました。
沢井さまの試作機の平衡差動プリをお借りし、2週間ほど使わさせていただき、色々印象(いちゃもんとも言いますが)付けて製作をお願いし、この度完成しました。
音質を記述するのは難しいのですが。CDと同じくノイズフロアが下がり、埋もれていた細かい音、気配が良く聴こえ、 音数が多く、且つ音の一つ一つが非常に明瞭に聞こえます。 良い結果を得ることが出来ました。
お借りしたプリでは気になった、音の解れ?硬さ?の件は電源回路に定電圧を使わなかったせいか、かなり良い感じですが、やはりNF型のイコライザーであることを感じますね。
NF/CRの違いですが、私のCR型は無帰還なので、NFの有無でメインアンプ同様に、音のスピード感、躍動感が勝っているように感じます。総合的には長所がはるかに上回っていて、製作いただいたことは大正解でした。
平衡、非平衡をCDで切り替えて聴くとノイズフロアの高さの違い、弱音の明瞭さなど明らかに違いがありますので、差動アンプは平衡対応が簡単にできますので、お使いに方に、是非お勧めするべきだと感じております。
長文になりましたが、よろしくお願いいたします。
以上です。
真空管全段差動アンプの問い合わせは下記のメールアドレスにお願いいたします。
kt_88ppamp@yahoo.co.jp
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
JAZZ AUDIO LAB RE
代表 沢井栄八