12月も中旬に入り本当に寒くなってきました。
こんな時は真空管アンプがいいですね!
と言ってもあまり発熱しませんが・・・
今回はKT-88PP全段差動真空管メインアンプの紹介です。
このアンプはヤーキンのMC-100Bという中華アンプを、差動アンプに組み
直したものです。
MC-100Bは良くできたアンプで10万円以下のアンプではピカイチの音がします。
このコストパフォーマンスは日本のメーカーでは太刀打できないでしょう。
ただし、デザインがちょっと日本人の好みには合わないかなと思います。
そこで、差動アンプに組み直ししてみました。
トランスボリュウムが大きいこと、電源トランスが2個ついていることが 組み直しの決めてとなりました。
全段差動アンプに組み直したら、音が一変しました。
ハイエンドアンプにも勝る音で正直びっくりです。
重さは30Kg位あります。
平衡入力と非平衡入力をスナップスイッチで切換え可能です。
ボリュウムは4連タイプが高くて手に入りにくいので、ロータリスイッチ(4回路6接点)を使って5段階のATTにしました。
周波数特性は10Hz-0.2db、80KHz-1.3dbと優秀です。
差動アンプの特長である、クロストーク特性が抜群に良く定位がピタリと決まります。
また、音の鮮度が抜群でスピーカーから楽器の音がしているのではなく、楽器から直接音が飛んでくる感覚です。
出力は10W以下ですが、90db以上の能率のスピーカーであれば大ホールで鳴らさない限り音量不足を感じることはありません。
近隣の方でしたら持参しますので、是非聞いていただきたいです。
また、真空管アンプの発表会に出展したいのですが伝手が無く困っています。
どなたかご紹介いただけないでしょうか?