6P1 PP全段差動真空管メインアンプ(ミニ君)による再生です。

ミニ君の電源トランスに空冷ファンを付けてトランスの温度上昇を抑え6P1のplate電流をトランスの容量一杯まで増やしました。

powerは若干しかUPしませんでしたが、音はより活き活きしてきました。

長年(45年以上)JAZZを聞いて来た私の好みの音です。

どんなジャンルの音楽でも良い音で鑑賞すると、音楽の中に身を置く事が出来て、より大きな感動が得られます。

JAZZも楽器の音が生々しく、その音が飛んできて体に浸み込む感覚を感じる事ができれば最高です。

そのsessionに参加している様な感覚になります。

音楽の知識は皆無なので音楽評論家のような聞き方は出来ませんが、その様な聞き方は好きではありません。評論家にまかせておきましょう!

体で聞いて、体で感じて、ゾクゾクする感覚が好きです。

今回は最新録音では無く、あえて下記のCDを再生しての感想です。

CANNONBALL ADDERLEY の SOMETHIN’ELSE

MILES DAVIS の MY FUNNY VALENTINE

SOMETHIN’ELSE は CANNONBALL ADDERLEY の alto sax に 尽きます。熱い音が体を突き抜けて行きます。この感じ45年前に横須賀 のJAZZ喫茶で聞いたA7+Macintoshの音を思い出します。

MY FUNNY VALENTINE はGEORGE COLEMAN のTENOR SAXが好きです。そしてmember全員から何とも言えないピーンと張りつめた緊張感に痺れます。リラックスした乗りの良い演奏ももちろん好きですが、この緊張感はなんなんだろう?何度でも聞きたくなります。

中国製の真空管とトランスからこんな体感を得られるとは、全段差動真空管AMPならではと思います。

次回はKT-88PP全段差動メインAMPを紹介します。

JAZZ AUDIO Lab RE

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